7月16日施行となった臓器移植法
(ココカラ厚生労働省のページ記載の一部です。)
(臓器移植法の改正法)
・臓器摘出の要件
○本人の書面による臓器提供の意思表示があった場合であって、
遺族がこれを拒まないとき又は遺族がないとき又は
○本人の臓器提供の意思が不明の場合であって、
遺族がこれを書面により承諾するとき
・臓器摘出に係る脳死判定の要件
○本人が
A 書面により臓器提供の意思表示をし、かつ、
B 脳死判定の拒否の意思表示をしている場合以外の場合
であって、家族が脳死判定を拒まないとき又は家族がないとき
又は
○本人について
A 臓器提供の意思が不明であり、かつ、
B 脳死判定の拒否の意思表示をしている場合以外の場合
であって、家族が脳死判定を行うことを書面により承諾するとき
・小児の取扱い
○家族の書面による承諾により、
15歳未満の方からの臓器提供が可能になる
・被虐待児への対応
○虐待を受けて死亡した児童から
臓器が提供されることのないよう適切に対応
・普及・啓発活動等
○運転免許証等への意思表示の記載を可能にする等の施策
平成22年1月17日から可能となる親族への優先提供の
意思表示の方法など、制度内容の詳細については、
決まり次第、当ホームページhttp://www.mhlw.go.jp/seisaku/2010/01/01.htmlや
社)日本臓器移植ネットワークホームページhttp://www.jotnw.or.jp/donation/method.htmlにおいてお知らせいたします。
(ココマデ 厚生労働省のページより)
2009年6月末に私が書いた記事はこちらから読んでみてくださいね。
「脳死 イコール 人の死」と確定されたということです。
脳死状態になったことがある人にしかわからないことなのにな・・。
臓器の移植を心から待っている方もおられる事とは思います。
まさに一秒を争う中、助かりたい気持ち、助けたい気持ちの中で、
だれかの脳死という悲しいことを待つということでもあります。
ES細胞から、
その個人にとって、拒絶反応が出ない臓器をつくるという
研究が進んでるんじゃなかったの?と、前回も私は書いていますが、
今ではiPS細胞(誘導多能性幹細胞)の研究が進み、再生医療の分野では、日々研究が続けられています。
自分の細胞から臓器をつくることができれば、拒絶反応はでません。
臓器移植に関しては心配もあります。
臓器移植後に、その臓器が癌になったりしたら?それでもいいのでしょうか?
臓器移植にかかる費用の額はびっくりするような金額です。
命を金銭に例えたくはありませんが、国が負担する医療費部分を
もっともっと研究費に投入できないのでしょうか?
移植に関する文化は欧米のものでした。
人としてのモノの考え方や捉え方は日本人と欧米人では違うと思うのでございます。
私個人としては、献血はしてもいいけれど、臓器移植に関しては、
いただかないし、知らないどなたかにさしあげることもないでしょう。
ただし、身内の中で視力を失った家族がいたら、自分の片目の角膜幹細胞移植に応じると思います。
この問題に関しては、今にも息絶えてしまいそうな子供をもたないからとか、
腎臓の透析治療をした経験がないからわからないのだ、と言う方もおられるかもしれません。
命のリレーなどと美しい言葉で表現されていますが、
解釈は人により、さまざまだと思います。
私が思う事は、
命に関しては、一言で言い尽せないものがあるということです。
それは、人間以外の生物でも同じです。
臓器移植ドナーカード、そして家族の決心。
いつか後悔するようなことがないよう、心して決心しなければなりませんね。
明日7月17日からの施行になります。
できることなら、人の脳死を待つ命のリレーよりも、
自分の皮膚の一部からでも臓器ができることの方がいいですよね。
この分野の研究が早くに成功することを願います。
医療の進歩によって生かされる人は増えました。
研究分野がもっと進んでくれないと、単に生かされるだけになります。
眠ったままの人には目覚めてほしいです。
それでも状態が変わらないのであれば、家族の負担を少し減らすためにも、
その患者の受け入れ態勢や援助体制も国は責任を持って整備するべきではないのかしら。
脳死状態の人に奇跡は起こることがあると信じている主婦です。
一度いただいた命は全うして、自然にこの世を去りたいものです。
(2010 07.16)
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