2010年8月6日の今日
広島で65回目の原爆の日、平和祈念式典が行われました。
菅直人総理大臣は、午前中、広島市内で記者会見をされました。
核抑止力は日本にとって引き続き必要であると言われました。
え)?
「北朝鮮をはじめ、近隣諸国において核ミサイルの脅威がある現在では」
とか、そういう言葉を入れて下さい。
でなければ、誤解を招きます。
否、今日のような祈念の日に、そのことを言うべきなのか?
どうなんでしょうねぇ。
多くの広島市民が核爆弾によって被ばくし、その後も苦しい思い、悲しい思いをされているでしょうに、核の抑止力は横において、核廃絶に向けて日本も努力するという意思だけを訴えればいいのに・・。
市民感情も考慮してない総理。
記者会見で発表するペーパーを官僚にチェックさせればこんな発言はありえないのに。
まあ政治主導なんでしかたないですねぇ。
けど一度口に出してしまった言葉はひっこめることはできませんよ。
次の支持率楽しみですねぇ。〜゜・_・゜〜
この際衆議院を解散した方がよろしいのではないでしょうか?
さて、
今式典には、
国連事務総長である潘基文(パン ギムン)事務総長
アメリカ駐日大使ルース氏
イギリスやフランスなど、74カ国の代表が参列されました。
ルース大使は小一時間でその場を去られたようで、
この事については、色々な意見がございましょうが、
私は、大きな一歩だと思いました。
アメリカは、確かに核爆弾を落とした事を自国で評価している国です。
国民の60%強が、戦争を終わらせてあげたというような表現をします。
個人的には、ウラン型(広島に落とされた原子爆弾)プルトニウム型(長崎に落とされた原子爆弾)の実験だったのではないだろうかと思っています。
なぜなら、
戦争を終わらせるというのであれば一度だけの原子爆弾投下で
充分だと思うからです。
献花くらいされたらいいのにと思われた方も多いでしょうが、
それをすると、謝罪とみなされることを危惧されたのでしょう。
こちらは敗戦国です。
そして、私たちは日本人です。
「謝罪と補償を求める」などというような人種ではありません。
アメリカは訴訟王国ですからねぇ、慎重を期したのだと思いますよ。
ところで菅さんが韓国併合100年に当り植民地支配を反省する内容の談話を発表する予定らしいです。
一時は談話ではなく閣議決定にするって噂が流れたり、戦後補償再びみたいな噂も流れ、玄葉さんが釘刺したりしてますが、国民はまた税金が余計なことに使われないかと危惧しています。
ルース大使が今回広島の平和祈念式典においでになったことを米国民が危惧するのとちょっと似ているのかもしれません。
というか、新たな補償の話とかしませんよね?
日韓条約で戦後補償問題は終わってるんですからね。
さて、11月には核廃絶を訴えるオバマ大統領も来日されますし、
それを踏まえた上でのルース大使のご参加だったのでは?
と見ている方が多い事と思います。
オバマ大統領が広島・長崎を訪問していただき、それが大統領の掲げる核廃絶の一助となれば良いのですが。
現在、核ミサイル保有国は数多くあります。
地球から核を無くすることは難しい事ですね。
難しい。核ミサイルを何千本も打ち上げ可能にしている国に攻め込む国は無いことでしょうな。
それが抑止力になっていることは事実。何とももどかしい事実であります。
原子力発電所、原子力潜水艦、原子力空母・・・・・。
いやはや・・何とも・・。
核保有国でなくても原子爆弾はつくれるじゃん。(-_-)ガクシ
もっぱら平和利用に限ると良いのですがそんな人や国ばかりではないですからね。
ともあれテロリストの手にだけは渡ってほしくないものです。
犬猫との平和な日常さえあれば贅沢言いませんので、政治家の皆さんよろしくお願いします。
(2010.08.06)