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第47回衆議院選挙、与党圧勝

さて、選挙前から与党圧勝の声が高かった今回の衆議院議員選挙2014。
与党が圧勝致しました。
野党が具体的な案を出さず抽象的な与党批判ばかりを叫んでいた結果だと思います。
対案を出したのは共産党だけ?w
自民党のAという施策に反対します。Bという施策をやめさせます。Cという〇〇は許しません。ってな感じで、自民党と同じくらい具体的でしたねw結果議席を増やしちゃいましたしねぇ。アラアラ。

一夜開けて菅(すが)官房長官が午前中に記者会見されました。菅さんらしい会見でございましたわね。
ここは割愛させていただきます。
YoyTubeでも見られますので記者会見知らないわって方は見てみてくださいませ。

安倍総理も本日12月15日午後、記者会見を行いました。
経済政策のかじ取りが今回の選挙において最大の論点であった。
中略
税制改正大綱も異例ではあるが残された日数の中で年内中にとりまとめを行うよう指示した。
来年通常国会において国会運営予算の法案の成立に野党のみなさんにも強力願いたい。
明日16日、経済界、労働界の代表による政労使会議を開き来年の賃上げに向けた要請を行う考えを明らかにした。

普天間基地移設問題や憲法改正についても述べられています。
NHKニュース安倍総理記者会見こちらをクリックして見て聞いてくださいませ。


最初から見るならYouTubeで

記者会見で毎回私が思う事があります。最近の記者の質問内容についてです。
え?今さらまた聞くのですか?というような質問が多いのでございます。

さて、アベノミクス←私はあまり好きな言葉ではありません(安倍さん的マクロ経済対応策とでもいえばいいかな?)は大きく3つの項目に分けられています。

1、大胆な金融政策 2、機動時な財政政策 3、民間投資を喚起する成長戦略
この3つ。
細かく書くと膨大な量の政策です。
私としては、
大胆な金融政策とは、日本銀行(中央銀行)が行う金融に係る全ての対策によって経済を持続的に拡大させていくものと理解しております。
機動的な財政政策とは、大まかにいうと、インフレーションを調整し、デフレーションを解消することと理解しております。
民間投資を喚起する成長戦略とは、民間組織の成長を促し企業利益が出るよう規制緩和に基づき民間がさまざまな分野で参入できるようになる事により利益が拡大されることでGDPを向上させていくと理解しております。


日本国民の政治の見方は色々ですね。
政治というものがどういうものであり、何の為に政治家が必要なのか、何のために今回選挙が行われたのか、また自分はどの党をまたは誰を支持すれば良いのかなど、全く理解できない人や興味もない人もいたようです。
街中でたまたまそういう声を聞いた私としては、とても残念に思いました。学校で政治経済ってお勉強したはずなのにね。
先生!組合活動より公平に学生に教育をするという仕事を怠らないでね。
政治に対する考え方は大人になるにつれ、それぞれ個人が決めていくものであります。


その時代に合った大義、政策とは時代によっては全く受け入れならないものになったりするものです。悪法にもなりうるものです。
国民の意志を受けて国民の代表として意見して下さるのが国会議員です。教育の質が悪くなれば自ずと国全体のレベルだって下がるものではないでしょうか。

アベノミクスで円安株高によって経済状態は良くなったというのに自分の暮らしは苦しいばかりという人がおられますが、どういう生活であれば満足できるのでしょうか。
現在に至るまで努力に努力を重ねた上でのことですか?
私なんて超ブラックな仕事していますよ。残業時間は月に200時間超えてます。はい、それが主婦ですよ。
一人で何役もやらねばならない何でも屋でございます。
それが何か?(笑)
世界の中の現在の日本という国の国民が先ずは安全に健やかに暮らせるようにというのが一番大切なのではないかしら?

国の役割、都や県の役割、区、市町村の役割、地域の役割、個人の役割、それぞれが努力してよりよい暮らしは成り立つものだと私は思っています。
ご近所同士での話。
「野菜はやっぱり国産よね、地元野菜があそこのスーパーは安くで売られているのよ。」とか、「自分家のプランター野菜は美味しいわよね。どうぞ~食べてみて下さい。」とかね、「買い物に出たらみなさんたくさん買い物されてるわね~何だか景気良くなってる感じがちょっとするわよね。」などという話になったらどうですか?なんだかちょっと明るい気持ちになりますわね。
株価が上がってもうちは株なんて買ってないから関係ないし、って後ろ向きな発言をするのではなく、株価が上がると株で運用している年金資金が潤沢になるから、これが続けば老後も安心よねぇ、なんて会話すると将来にも希望がわきますよね。
気分は大切です。
景気も病気も「気」ですからね。

政治の話からこんな話になっちゃいましたが、日本は一党独裁国家ではありません。
野党は野党で資質の高い政治に明るい人材を集めなければいけません。
関ヶ原の合戦後の歴史をちょいと思い出してみると面白いと思います。東軍(与党)と連立を組めなかった藩は長年にわたって辛酸を舐めることになりました。しかし、薩長同盟は野党同士基本政策を擦り合わせた上で連立し、連立したらしっかりと政策を練り、他の連立する野党を探して説得し、最終的には徳川幕府から政権を奪取することが出来ました。
時代が時代なので全く同じというわけには行きませんが、
政を治めるという事を真剣に考え、世界情勢、国内情勢、政治、経済、労働界、人々の生活まで多岐に渡る分野にしっかり目配りできる知識人が野党に多くいたならば政治はより良い方向へと導かれていくのではないでしょうか。

今回の選挙に行かなかった人は文句言っちゃだめですよ。当選しない人に票を入れても死票だというのは間違いです。
私はあなたに一票を投じたのです、落ちたならば次の選挙の時までにこういう事(有権者としてやって欲しい事)ができるように頑張って下さいと言えるのです。
あと、政治家は若者のための施策をもっと実施してくれれば若者も政治に関心を示すと思うので、みたいな発言をしている若者がNHKのニュースに出ていましたが、逆です。政治家は投票してもらって当選することで職を得るわけですから、投票してくれる人のために政治をします。つまり選挙に来ない若者なんて眼中にないのです。
与党の政治家が、若者のための施策をやらないと、今度は若者たちが野党に投票してピンチになるかもしれない、とか
野党の政治家が、若者のための施策で今度は若者表を獲得して政権交代だ、とか
そう思わせるくらい若者の投票率をあげなきゃ、政治家は若者のための施策は検討すらしないんですからね。

本当に能の無い人に政治家にはなってほしくないですな。比例でギリ上がった方(今は野党の元総理)、まだ政治家で食べていかれるのですね。
と、ちょいと嫌味言わせていただきます。日本人というのは恥というものを知っています。
能ある人に議席を譲る事もできますよ。
恥といえば、比例で落選が決まった時に辞任を決意した上の人の次の次の人(前民主党首)は小選挙区でモーだめだ!党首の座に安愚楽をかいたツケが回ってきた、って段階で辞任を決意できないところが潔くなくて恥ずかしい限りですよね。

長くなりましたが、せっかく超安定多数の政権を維持できることとなった安倍自民党は三本の矢が合わさって強く成る事を祈っています。
組織が大きくなりすぎて内部から崩壊なんてならないように気をつけてくださいね。
大して大きくもないのに分党した維新とか、劇団ひとりじゃなくてみんなの党なんてのもありましたからね。
ちなみにカーボン製の矢は強いっすよ。

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