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介護についてちょっと一言。認知症キャンペーンとな?

これからますます増えるであろう認知症患者。


テレビのチャンネルが日本公共放送の・・campaign!!という言葉がちょっと気になるんですけど。
(なんかしっくりこないんですけど?社会運動って事でしょうか?)

ま、いいか。

その昔は、大家族だった事が相して居宅介護(自宅での介護)が可能でした。
ほとんどの家の主婦が仕事に出る事なく家事に専念できていたからであります。
また、子供も母親の片腕となり年老いた祖父母の介護にかかわっていました。
見て来たからこそ知っている世代といえば、核家族化する前の昭和40年生まれくらいまでかな?
認知症の症状にはさまざまな(病名)も個人差もあります。
一口に「認知症」っていわれると皆勘違いしまっせ。

現在は、独居老人が増え、または年老いた夫婦による老老介護と言う言葉があるくらい、介護に関しては問題山積状態にあります。
このことは、数十年前の核家族が流行った時代にはすでに予想されていた事でもあります。

その時から介護施設、介護職等に関して、考察と対策が進んでいれば現在のような問題にはならなかったかもしれません。
いつもいうことですが、たら・れば・はありませんが・・。

私が中学生の頃、祖母が認知症になりました。
パタリと倒れてしばらくしてからの認知症でしたので、今思えば脳梗塞後遺症型の認知症だったのでしょうな。
(あの頃の医者・・適当ですな--;あ、今も医者によってはね、適当だったりしますわな。)

その時代は、ある一定年齢になったらボケるといわれていたので、単純に「ボケた。」としかいわれておりませんでした。
(ボケて家族に多少の迷惑をかける事で、情離れをさせて、その後亡くなっても安堵感によって少ない悲しみで家族の誰もが涙に明け暮れぬようにそうなるのだと祖母から聞かされた記憶がございます。)

さて、認知症の介護は大変ですぞ。介護される側の体が元気であればなおさらの事。徘徊の度に連れ戻し夜中も目が離せません。
祖母の介護で中学生なりに疲労した事は忘れません。大人になり父の介護を致しました。

これまた大変でしたが心臓病があった事で、介護施設ではなく病院に入院できたことで、ほんの少しですが楽でした。(自宅で診ていた時には地獄でしたよ。)
現在の介護保険の使い勝手の悪さときたら、いうまでもありません。
何の為に毎月介護保険料を納めているのだろうか?病院に入院している時には介護保険が適用されるものは一切ありませんでした。

ま、それは置いといて(ここらへんの改革というか介護制度の見直しは必要かとも思いますが医療保険制度との関連もあるでしょうから、いったん置く事にします。)

今の若い世代のサラリーマンは年金から介護保険を引かれている方々よりも多くの介護保険料を支払って行くことになります。はい、現在40歳を超えたら引かれているのですよ。介護保険。給料明細をよーく見てみてね。
だとすると、なおさらのこと、それなりに将来の自分(介護保険を納めている方)の介護に不安を抱かせるようなシステムであってはならないと思います。
社会の在り方が変わり、共働き、子供なしという世帯が増えてきている現状をかんがみると、今一度、根本的に介護保険の使い方やシステムは見直さなければならないのではないかしら。

自分の後始末ができるのは、自分の思考が正常なうちだけです。ぽっくり逝かない限りほとんどの方がこのシステムにお世話になる時がきますのよ、皆様方。

現在、介護関連の職に就いておられる方の処遇が低すぎる事からサービス低下に繋がっているように思えます。認知症であろうがあるまいが、どちらにしても介護というのは苦しく辛く大変な仕事です。
ご自分の家族の1人を一日中介護してみられると、どれほど辛い事であるかが理解できるはずです。
育児と違って介護者が自立できない限り最期の日まで続くのです。

自宅での介護が無理と思って介護施設を探せど空きが無い。診る方も疲労困憊状態になる。
自宅で介護するにも産休のような有給休暇のようなシステムは今のところ限られていますから、施設に入れるお金が無い人は自分の仕事を止めて自宅で介護をするなんて事になっちゃうわけです。どちらにしても不幸な感じは否めません。
介護離職ゼロって可能なのでしょうか?介護をする方もされる方も不幸な状態にある人がほとんどです。介護離職については早急な対策が必要でしょう。

介護関連で暴力や暴言による問題も出てきているというニュースを良く聞くようになりました。介護を経験した者であれば家族の介護でさえも大変なのに他人をや、とも思えます。職に就かれている方の待遇と教育の両面においてもっと高めていかなくてはならない時だと思います。自治体によって不公平なサービスである事もまた問題だと思います。

この日本の将来を思うならば、先ずは介護(質)サービスの向上の為に、介護職の離職が無いように処遇を良くしてあげる事が先決かもしれません。ヘルパーさんを含め現在(2015年)の正職員の収入が低すぎます。
(その財源の為に消費税は20パーセントに引き上げても良いと思うくらいですよ。このままだとそれでも足りない時がやってくるやもしれませんね。)

若い人材が介護に関する高い知識を持ち、万全の体調で介護という仕事を続けて行ける事と安定した暮らしの確保のためにも介護従事者の給料を増やすべきです。

介護人口はこれからまだまだ増え続けます。介護職に就かれている独身の方々は、このままじゃ結婚だってできやしないですよ。介護職に就いている若い方々への待遇の悪さは、少子化に拍車がかかる要因のひとつでもあります。

介護に関して文句をつける人が社会保障費に使われる消費税に対して文句を言っている場合ではないと私は思いますよ。
年金をもらいながら、消費税が上がると「あたしゃ年金暮らしだし。」っていう人いますよね。その年金は年収の低い人でさえもサラリーマンが納めた若い人たちの税金と国からです。消費税は広く平等に徴収でき、それを社会保障費に遣うのであれば文句など言えないはずですが。

国民保健は別として、サラリーマン時代に25年間、年金を支払ってきて、現在年金をもらっている世代の方々の一年間に受け取っている年金額より少ない年収から税金を払っている若い世代の事を少しは考えましょうよ。
子育て世代や若い働き盛りの人達にこそ手厚い手当てが必要な時なのではないでしょうか。
消費税が上がる分以上に所得が増えるよう企業は努力するべき時だと思いますよ。
会社の内部留保には税金かけちゃえばいいんじゃないですか?お給金を上げた会社の法人税は下げても良いんじゃないですかね?

(ヒートしてちょいと話が脱線してしまいました・・汗・・けどね介護も子育てもどちらも同じ弱い命を支えるって事なんです。だからこそ手厚い手当をお願いしたいのであります。)

先日認知症の母のもとへ行ってきました。

疲労困憊状態・・・orz国保の母の年金は月当たり5万円ちょっとです。年金に関しては予測していたので、それなりの貯蓄をしていたので金銭的な心配はそれほどありませんが、ホームに空きがありません。
あら〜・・・です。

めったに栄養ドリンクなんて飲まないのですが、疲労感が抜けないため栄養ドリンクにお世話になっちゃいましたよ。
トホホ↷トクホ?(苦笑)
(2015.11)
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